ご挨拶

 

観山 紫明(みやま しめい)と申します。

 

関西を拠点として、ヒーラーとして活動しております。

五氣生命ヒーリングというヒーリングを通して、人が生まれ持つ「五行の氣」と身体の生命エネルギーシステムである「経絡」の調和を図り、自らプログラムしてきた魂の目的の達成に向けて、より良い人生を歩まれるサポートをさせていただいております。

 

 

 

「五行」とは、木・火・土・金・水という自然界を構成する5つの要素であり、「五氣」とは、その5種類のエネルギーを表したものです。

 

その性質には、

木=樹木が曲がったり真っ直ぐになって生長する性質(曲直)

火=火が炎上している様子(炎上)

土=種をまき土の中で作物が成長し収穫する働きを表す(稼穡)

金=金属や鉱物が工作に従ってその形を改め有用なものとなる性質(従革)

水=水が高いところから低いところに流れる様子(潤下)

などがあげられます。

 

自然から身体まで様々な自然界におこる森羅万象が五行に当てはめられます。

 

例えば自然界においては、

季節は、

木=春

火=夏

土=長夏

金=秋

水=冬

 

気象は、

木=風

火=暑

土=湿

金=燥

水=寒

 

方角は、

木=東

火=南

土=中央

金=西

土=北

 

色は、

木=青

火=赤

土=黄

金=白

水=黒

 

味覚は、

木=酸味

火=苦味

土=甘味

金=辛味

水=鹹味(塩辛味)

 

 

また、身体においては、

五臓六腑というのをお聞きになったことがあると思います。

五臓は、

木=肝

火=心(心包を足して六臓ともいいます)

土=脾

金=肺

水=腎

 

六腑は、

木=胆

火=小腸・三焦

土=胃

金=大腸

水=膀胱

 

体の部分や感覚器官などは、

木=筋や目や爪

火=血脈や舌や顔色

金=皮膚や鼻やうぶ毛

水=骨や耳や髪

 

声は、

木=叫び声

火=笑い声

土=歌声

金=泣き声

水=うめき声

 

感情は、

木=怒り

火=喜び

土=思い

金=悲しみ

水=恐れ

 

徳性は、

木=仁

火=礼

土=信

金=義

水=智

 

 

身体を流れる氣の通り道である「経絡」も、五行に配当されます。

木=肝・胆

火=心・小腸・心包・三焦

土=脾・胃

金=肺・大腸

水=腎・膀胱

これに正中経絡の任脈と督脈を加えて14本の経絡が主なものになります。

 

 

 

五行についてまとめられた中国古典書の『五行大義』(※)には、このように書いてあります。

「夫れ五行は、蓋し造化の根源にして、人倫の資始なり。萬品、その変易を享け、百靈、其の感通に因る。

 

通釈は、「五行とは、万物を生成するもとであり、人の道の始めである。天地間のあらゆる物は五行の変化を受け、すべての霊(エネルギー)は五行に感じそれに通ずることによって生ずる。」(明治書院発行 中村璋八著『五行大義』より引用)

 

(※)中国だけでなく日本においても、古くは奈良時代の文献に『五行大義』の名が最初に登場し、平安貴族文化、陰陽道、神道、仏教、文学、医家や楽家など、文化・生活に多大な影響を及ぼした書物。

 

 

自然界のすべてのものは五行から生じ、五つの要素がお互いの性質を助け合ったり、打ち消し合ったりして、互いに影響を与えあいながら循環して、自然も人も社会も変化発展していきます。

 

 

人は生まれるときに、五行の氣を受けて生まれ、成長過程において、五行の生育とコントロールの作用によって、肉体と精神を養い高めていきます。

 

生まれた瞬間に受ける氣が魂の設計図となります。

 

ここで五行の氣に過不及(アンバランス)が生じます。

 

そのアンバランスが体と心に反映して、考え方や行動に偏りが出たり、無意識あるいは意識的な抑圧や制限によって人生に閉塞感を感じたり、また外的環境(家族、人間関係、仕事など)においても悩みや苦しみ、生きづらさというものを味わうことが起こったりします。

 

こうしたことは自らの生命力を引き下げ、五感を鈍らせ、魂の輝きを失わせてしまいます。

 

 

 

私が行う五氣生命ヒーリングでは、生時より五行の過不及を観て、五行に配当される経絡の氣を整えて、五氣を巡らせ調和を図るものです。

 

停滞していた氣が巡ることで、体と心に活気を取り戻し、生命力が高まります。

 

生命力は豊かな感性を育み、魂を明るく輝かせてくれます。

 

イキイキした魂は、人生に希望や喜びをもたらしてくれます。

 

それは光の道です。

 

愛と感謝を育む道です。

 

この世に生を受けた本来の目的である霊性を高める道です。

 

 

たくさんの方が、ご自分の光の道を見出し、歩まれることを願っております。

 

 

観山 紫明